公益社団法人 日本建築家協会 北陸支部

JIA北陸について

支部長メッセージ

活動方針と行動目標

3年余り続いた新型コロナ感染もようやく収束の兆しが見え、WHOが「新型コロナ緊急事態宣言終了」を5月5日に発表しました。

長い間続いたコロナ禍は、テレワークによる働き方、リモート方式での会議や講演会など、我々設計業界も含め社会全般に大きな変化を与えました。またその一方で、直接的なコミュニケーションの機会が減り、人と人との関係性が薄まってしまったことは否めないのではないでしょうか。

コロナ禍の中、各支部の地域会では、大学・工業高校等の協力による『青少年事業・こども建築塾(サマーキャンプ・ワークショップ)』、会員・大学生・院生・教授による『日々の気付き発表会』、新年建築交流会、防災フォーラム、協力会員との協同セミナーの開催など精力的に活動をして頂いたものと思っております。

社会のデジタル化に伴いAIによるチャットGPTやBIM等、建築設計界でも大きく変化しようとしています。又、世界的な課題であるSDGsやカーボン・ニュートラルは勿論のこと、省エネ法、告示98号の見直しも、重要な課題であります。そして今、議論されている「登録建築家制度」についても、支部での会員アンケートをもとに今後検討していかなければならないのではないでしょうか。

建築家の業務は「サービス業」です。佐藤会長の方針でもある「町医者的」で頼りになる建築家、頼りになるJIAを目指して、2023年度もご協力を宜しくお願い致します。

2023年度支部事業計画

○会員の拡大
・ 若手会員の増強 ––– 若手セミナーの開催、講演会の開催
・ 協力会員の増強 ––– 正会員との協同セミナーの開催、交流会
・ 会員メリット ––––– 広報メールの充実、本部HPでの作品紹介、協力会員とCPD

○魅力的な職場環境づくりと働き方改革

・ 福利厚生の充実 ––– 厚生年金の加入促進(企業年金)
・ 適正な賃金確保 ––– 告示98号の見直し

 

○災害に強い強靭な地域づくりと社会貢献

・ 建築設計三会(JIA、建築士事務所協会、建築士会)との連携
・ 地震災害に伴う防災協定 ––– 県や全市町村との防災協定と防災ネットワークづくり
    JIA北陸支部(北陸三県)での連携

○三地域会活動の連携促進

・ ネットオンラインの活用 ––– オンラインでの事務所訪問
    全国の地域会の参加可能な企画

○次世代育成支援

・ 学生と会員のコラボレーション
・ 高校や大学への会員の支援 ––– 各授業へ支部としての協力