公益社団法人 日本建築家協会 北陸支部

JIA北陸について

支部長メッセージ

日本初の日銀によるマイナス金利政策が2月より始まりました。これにより、住宅金利が下がるのは歓迎するとしても、預金金利なども下がり、市民目線からの成否の判断にはしばらく時間が掛かりそうです。銀行筋から見ると、バズーカ砲が撃たれたと、かなり深刻に受け止められている向きもあるようです。いずれにしても我々の業務にどの様な影響があるか注視して行きたいものです。 エルニーニョ現象による温暖化の影響で、富山の立山の雪が例年の半分しか無く、観光資源として5月連休の「雪の大谷」がどうなるか心配しているそうです。人間の欲求を満たすための営みが影響していることは、間違いない事実であると思います。専門家として環境を守るための行動を、仕事を通じて社会に示すことが求められています。 また、空き家等使われなくなった建物の再利用や用途変更により、新たに使い続ける提案は、人口減少時代における重要な取り組みとして位置づけるべきです。特に北陸には立派な民家も多く、みんなの地域資源の再生は、社会が望んでいることでもあります。 JIAの資格制度が大きく変わり、正会員全員が登録建築家となります。これは、社会に対しダブルスタンダード的なわかり難さの解消にはなりますが、会員減少の痛みが伴います。 JIAの目指す建築家制度を国の制度にしようとするなら、現在の建築士法の大きな改正が前提となり、それまでの明確なロードマップを示すことが必要となります。また、JIAの根幹をなす重要課題については、多数決ではなく、少なくても全支部の合意が最低条件と考えます。 職人の高齢化と共に、熟練工が激減しておりますが、若い人の参入も、建設業の業務環境の悪さによるのか、思うようにはなりません。 そんな中、新国立競技場の発注がデザインビルト方式の設計施工一活発注となりました。設計施工が法制化され容認されたことで、今後はこの方式が一般化し、我々の業務環境はさらに厳しいものになるのも明らかです。 我々の言い続けて来た建築家制度も軌道修正し、本部と支部の関係や他団体との協力関係の在り方も、見直す時期に来たようです。  

2016年度支部事業計画

活動方針と行動目標

○会員拡大に向けた取り組み
・若手建築家に向け、フレッシュマンセミナーの開催
・U40の実施コンペの企画
・海外進出をにらんだ講演会の開催
○業務改善に向け、他団体との連携を計り、行政に働きかける
・コンペ・プロポの運営に対する要望
・サービス業務に対する要望
○中国友好団体との交流
・合同作品展の開催