2021/05/20
JIA北陸支部の皆様
過日、行われました支部総会において次期 堂田支部長が選任され2021年度がスタート致しました。
思い起こせば2017年5月、近江さんから支部長の役を引継ぎ、2期4年間の任期を無事終えることが出来ました。
恒例の北陸支部大会を3回、全国大会へは徳島、東京、弘前に参加し、そして建築基本法、SDGsのシンポジウムを開催致しました。
これもひとえにその時々の実行役の皆様のおかげと感謝いたします。
何といっても2019年1月、支部創立30周年記念事業は支部会員にとって想い出深い事業だったと思います。
地域と建築展には3地域会から多くの会員が出品し、3,000人余の方に足を運んでいただき、記念シンポジウム「地域と建築」にも多くの来場を頂く事が出来ました。
そして式典、懇親パーティーには石川県知事、金沢市長はじめ多くのご来賓、JIAからは六鹿会長はじめ全国8支部長が駆けつけてくれました。
全国の中でも規模の小さな北陸支部が、これだけの事業を行っていることへの驚きの声が聞かれたのも確かです。改めて実行委員会の皆様、法人協力会のおかげと感謝申し上げます。
この原動力となったのは2001年開催の金沢大会「建築家・新世紀」に始まり、2015年開催の金沢大会「みんな力」、にあるのではないでしょうか。
先輩諸兄から引き継いだ英知や企画力、そしてやりきる力、それらは我々の仕事、建築を創り上げる事と同じではないかと思います。
最近、笠島さん、西川さん、盛下さん3名のかけがえのない同志を失い、誠に残念でなりません。
そして私にとって会員増をなし終えなかったことが心残りではありますが、この後は堂田新支部長、濱田常任幹事体制のもと何とかコロナ禍での難局を乗り越えてくれるものと確信しています。
これまで4年間、私を支えて下さいました出田、浦、水野各地域会長さんはじめ支部役員の皆様、本部役員の皆様、事務局員の方々、誠に有難うございました。
そして北陸支部正会員、準会員、協力会員の皆様には本当にお世話になりました。
この後は一会員として微力ながら応援させていただきますので今後とも宜しくお願い致します。
日本建築家協会北陸支部 前支部長 髙屋 利行